Protocol
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気分障害における寛解と回復に関連した神経回路基盤の解明に資する縦断MRI研究
気分障害の疾病負荷は大きく、その病態解明は重要ですが、気分障害の診断と治療において確立された生物学的マーカーは存在しません。
うつ病治療において、薬物療法や認知行動療法(CBT)が行われますが、これらの治療に反応しない1/3の症例は治療抵抗性うつ病とされ、電気けいれん療法(ECT)、反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)の適応となります。精神科医は通常診療において、上記4つの治療法を行うことが多いですが、各治療法が神経回路をどのように調整し寛解や回復に導くのは依然として不明のままです。
本研究では、上記の4つの治療法を受療するうつ病を対象として多施設で縦断的に磁気共鳴画像法(MRI)を撮像することにより、うつ病の寛解/回復の神経基質を明らかにするとともに、気分障害の治療反応/再発の予測モデルを作成します。
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